さて今回が第3話となる「チヌを釣るのだ!」。
前回初挑戦で簡単に良型2匹をゲットし、チヌって簡単に釣れるんだ…って思い上がって、2度目の釣行に出かけてみました。
さて、その結果は…
満潮手前からの釣り
前回に引き続き今回も場所は同じ、街中を流れる一級河川の潮止提の少し下あたり。
前回同様、潮見表を気にせずに出かけてみると、どうやら満潮手前の模様…。
相変わらず、錦鯉も泳いでいますが(笑)、この錦鯉は人が近づいても逃げようとしません。
恐らく人に飼われてたのでしょう。
お麩でも投げてやれば簡単に釣れそうです。(笑)
満ち上がりなので、流れ込みから少し下ると水は下流から上流へと流れています。
時刻は午前7時、水嵩からしてもう少しで潮が止まりそうな感じです。
魚影は、鯉以外にはチヌ、ボラ。
ボラは今までになく魚影が濃かったです。
それから、小魚に交じり、サヨリの姿も…。
汽水域ですが、この辺りは完全に真水。
河口ではよく見かけますが、サヨリも真水に対して順応性があるのですね。
最初はホッパー
まだ、朝早いせいか、水面はざわざわと魚の気配があります。
前回のヒットルアーはホッパーだったので、当然、そこからスタートしました。
ただ、前回のヒットルアーのダイワの[スティーズホッパー60F]ではなく、[TM Plus 1]と書いてある80mmのアマゴカラーのホッパーを使いました。
数回投げてみましたが、期待むなしく反応なし。
このルアー、リヤフックに羽毛が付いてあるので80mmよりも大きく見えます。
前回も大きめのルアーを試してみても反応がなかったので、もしかしたら、チヌはあまり大きなルアーに反応しないのかと、スティーズホッパーに変更。
しかしこちらも反応なし。
相変わらず水面はざわざわしています。
前回、ホッパーで釣った時と大きく違うのは、水深。
前回は干潮付近の釣りで、1mほど水位が低かったので、トップに反応して来たとも考えられます。
ルアーローテーション
次に試したのはダイバータイプの70mmミノー。
レッドヘッドタイプなので少しリアルさに欠けています。
で、反応なし。
次は以前、Youtubeで同じエリアでシーバスの反応が良かったシャッドタイプのルアー。
なかなかよく潜り、アピールしそうに思えたけど、無反応。
アタリひとつないのは辛いところですね。
そうこうしているうちに時刻は9時。
かなり水位も上がり、どうやらそろそろ満潮の模様。
第一潮止の流れ込み辺りを見てみると「ここは渓流か?」と思えるほどの流れの中に黒鯛の影を発見。
さすがにこの流れの中にいるチヌなら食い気満々だろうと、もう一度スティーズホッパーに変えて投げてみるも、反応なし。
どうやら、トップモードではないらしい。
「こいつらはこの流れの中で何を狙って食ってるんだろう?」としばらく思案…。
覗いてみても、あまり大きなサイズの小魚が泳いでいるわけではないし、ブラックバスのように大きな口ではないので、大きな餌は食べれないだろう。
ならやっぱり、かなり小さな小魚か…
それが、流れに翻弄されて流されてきているのを狙ってるのかも…
カニ釣りをするつもりでいたので、あまり多くルアーを持ってきていないなか、タックルボックスを覗いてみると、箱に入ったやつを発見!
既に廃番品のようですが、ダイワのバスハンターシリーズの[BHミノーR]と言う65mmのリアルタイプミノーでサスペンドタイプ。
もともと、渓流用に買ったものだったけど、リアルで使えそうなので、どこに行くにも必ず持ち歩いている。
そんなものが、あるのをすっかり忘れていた。
マッチザベイトには気持ちサイズが大きめな気がするけど、試してみる価値はある。
渓流のような流れの中のファイト
画像では分からないところだけど、流れはまさに渓流。
使ってるルアーも渓流用。
ロッドもウルトラライトのスピニングタックル…。
水がクリアなので、護岸に膝をつき、流れの中を狙ってみる。
まさに渓流釣り。
2~3投してみると、ルアーを追ってくる黒鯛の姿が…
これならいけるかも?と流れ込みの少し下、泡立っている部分に投入。
時々トゥイッチを入れながら、弱っている魚を演出。
すると、魚のアタリらしき重い手ごたえ。
イヤイヤ、そんなに簡単に釣れるわけがないでしょ、根掛かり?
やっぱり根掛かりか…と巻いてみると、明らかに魚の手ごたえ。
しかもデカイ!
前回釣った45㎝のチヌよりも明らかに強い。
チヌじゃなくシーバス?
重い!今回はドラグ効いてラインが出ていく!
ラインの先を見て見ると、ギラリと輝く魚体。
やっぱりチヌだ!
ってことはスレ掛かりか…
近くに寄って来ても弱る気配無くラインが出ていく。
漸く浮き上がってきた魚体は、前回と同じく45㎝はありそう。
スレ掛りじゃなく、フロントフックがエラぶたに掛かってる。
タモ網が近くになかったので、購入したばかりのフィッシュグリップでキャッチしました。
フィッシュグリップは以前から欲しいと思っていて、やっと今回購入しましたが、やっぱり便利が良いですね。
釣行データ
日付 | 2020年9月16日 |
時間帯 | 7:30~10:30 |
天候 | 曇り |
気温 | 24~26度 |
水温 | _ |
水質 | クリアウオーター |
満潮 | 9:08 |
潮回り | 大潮 |
まとめ
その後はヒットが続かず、場所を変えたり、カニ餌を試したりしましたが、アタリなく10:30に終了。
少し難儀しましたが、兎に角1匹捕れて良かった。
魚影の濃さからすればもう少し捕れてもよかったけれど、腕ですかね?
ソフトルアーを使わず、ハードルアーだけでの釣果としてはまずまずなのかもしれませんね。
何はともあれ、新しいヒットルアーを開拓できたことは良かったです。
小型のサスペンドミノーはありです!