DAIWAのクーラーボックスの購入を考えている方、表記されているKEEP〇〇って言う数字の意味がイマイチよく分からない…なんて思ってませんか?
ここではダイワの保冷力指数の見方を解説しています!
KEEP〇〇ってなに?
断熱素材がウレタンか発泡スチロール、真空断熱材と素材によって保冷力が変わるのが分かってはいるけれど、
ダイワのクーラーボックスの購入時、KEEP〇〇って言う数字が気になった方もいらっしゃるのではないでしょうか?
KEEPはダイワの新たな指標
KEEPはダイワが個々のクーラーボックスの保冷力を比べるために採用した新たな指標です。
簡単に言えばクーラーボックスに入れた氷が完全に溶けるまでの時間を数値化したものです。
KEEPはJIS規格の簡便法に基に氷の残存率を算出し、更に氷が溶けきるまでの時間を換算して数値化したものです。
JIS規格(JIS S 2048 : 2006)の簡便法と言うのは、外気40℃に調整された室内にクーラーボックス本体容量の25%にあたる角氷を入れたクーラーボックスを放置し、8時間後の氷の重量を測定して氷の残存率を計算したものです。
そして、JIS規格簡便法の氷の残存率から、残存率が0%になるまでの時間を計算して、KEEP○○という値で表示しています。
出典;DAIWA
数値はあくまで参考値
保冷力は使用状況によって当然変化します。
JIS規格簡便法もダイワのKEEP〇〇も蓋を一度も開けない、クーラーボックスを一度も動かさないと言った制約のもとに算出されたものです。
当然、外気温が低ければ長持ちしますし、逆に日が当たり気温が高ければ早く溶けることになります。
蓋の開け閉めに伴う影響はより大きなものになりますし、一般に使用する場合投入する氷の温度も状況により違うと言うこともあります。
クーラーボックスの上に一枚の座布団を載せるかどうかによっても保冷力は変わってきます。
保冷力指標と言うのは車の燃費でいえば60㎞/h定地燃費値のようなもので一定の条件のもとで算出されたものです。
数値はあくまで比較の目安であって、実際の使用状況により大きく変わってくると言うことを理解しておく必要があります。
まとめ
JIS規格の8時間後に残った氷の重量比較では、その差はごくわずか過ぎてわかりにくいように思います。
もう少し具体的にその差を消費者に分かりやすく数値化しようと言うことから、ダイワがKEEPと言う指標を採用したことが伺えますね。
KEEP数値が気になっていた方、これからどのクーラーボックスにするか考えている方のご参考になれれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。