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【2021年】キャンプ初心者のためのクーラーボックス・後悔しない選び方!

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キャンプに欠かせないのが、クーラーバック&クラーボックスですよね。

飲み物や食材を保冷するのに欠かせないアイテムです。

ここではキャンプ初心者向けにクーラーバックの選び方について詳しく解説してみたいと思います。

目次

必須アイテム!

暖かい季節のキャンプでは、食材を守ったり、冷たい飲み物をキープするためにクーラーボックス(クーラーバック)は必需品です。

では、初心者はいったいどんなものを選べばよいのでしょうか?

この記事では初心者がクーラーバックを選ぶときに参考になる事柄について書いてみたいと思います。

種類で選ぶ

クーラーボックスには大きく分けて3種類あります。

一番ポピュラーなのはハードタイプですね。

他にソフトタイプや発泡スチロールだけのものもあります。

また、ハードクーラーに保冷機が付いて、電源に繋げば冷蔵庫のように使えるタイプのものもあります。

ここではハードタイプ、ソフトタイプ、発泡スチロールのそれぞれの特徴を紹介してみたいと思います。

ハードタイプ


出典;楽天市場

その名の通り、硬い外殻に覆われたタイプです。

外殻にはポリエチレンや、ABS樹脂などが使われたものが多く、高級なものはステンレス製のものまであります。

基本的に頑丈で保冷力に優れ、大型のものも用意されているため、キャンプ用の定番商品です。

なので、最初の一台に選ぶなら間違いなくハードタイプをお勧めします。

ソフトタイプ


出典;楽天市場

ソフトタイプの利点は一番に軽いと言うことです。

ソフトタイプのクーラーバックは買い物用程度に使うペラペラのものから、シッカリした厚みのあるものまで様々ですが、その構造上、保冷力は高くありません。

また、その構造上から、大きな容量のものはありません。

デイキャンプや予備用、キャンプ初日用として使うのがベストです。

使う予定がなくても予備として携帯しておけば、食材や氷の買い足しに出かけないといけなくなった場合など、わざわざ重いハードクーラーボックスを積みなおすことなく、ササっと出動できるので便利です。

中身を使い終わったら畳めるので重宝されるアイテムです。

発泡スチロール


出典;楽天市場

少要量小型の発泡スチロールなら100均でも買うことができますね。

あと、市場なんかで魚を詰める時に見かけるやつもフタつきで、水抜き穴がないタイプであればクーラーバックとして使うことが可能です。

少し高価なものでは、布のバックで覆ったものもありますね。

保冷力や耐久性にあまりこだわりがなく、安価で手軽なものが良いと言う方や、ひとつ予備用として持っておきたいと言う方にはお勧めです。

ただ、フタや中身が空になった場合、軽いため風に飛ばされやすかったり、簡単に破損してしまうため、環境汚染に繋がらないように配慮が必要です。

保冷力で選ぶ

ハードタイプ

ハードタイプでは外殻と内殻の間には保冷効果を高めるために真空断熱材や発泡ウレタン、発泡スチロールなどが使われています。

保冷力の高さは、高い順に真空断熱材→発泡ウレタン→発泡スチロールとなっていて、当然お値段も保冷力の高い順に高くなっています。

また、ハードタイプのポリエチレン製のフタは中が中空で空気しか入っていないタイプのものもあり、保冷力は大幅に落ちることになります。

ソフトタイプ

ソフトタイプの断熱材は柔軟性の高いポリエチレンが使われていることが多いです。

あと、ハードなプチプチのみを使った物や、ポリエチレンを併用したものがあります。

保冷力は商品によってさまざまですが、当然のことながら厚みのあるものの方が保冷力が高くなります。

保冷日数は参考程度に

保冷力についてはメーカーが保冷日数を目安として表示してありますので参考にしてください。

ただ、メーカーの提示する保冷日数は気温など一定の条件を満たした状態で計測されたものなので保冷日数3日と表示されていても、凍らせた2ℓのペットボトルが24時間で溶けきったりするものです。

車の燃費と同じで、保冷日数はあくまで比較のための数値であって、実際の使用状況によってその保冷日数は大幅に変わるので注意が必要です。

どのサイズを選べばいいの?

初心者の方が一番に気になるのが、サイズ選びではないでしょうか?

シーズンによりますが、夏場なら一般的に1泊2日のキャンプの場合、4人家族なら40~

50L程度、2人なら25~30L程度のものを選べば大きな問題はないと思います。

2泊3日のキャンプであれば、4人家族で40~50L+20L、2人なら40~50L1つか、25~30L+20L位で足りると思いますが、使い方によっては氷の買い足しが必要になると思います。

ふたつ持つなら大きい容量の方をハードタイプ、小さい容量の方をソフトタイプにするのが主流のようですが、小さな方を釣りで使うと言う方なら両方ともハードタイプにした方が良いと思います。

また、水分を多量に消費する夏場の初日分の水分はクーラーに入れず、水筒などで携帯することをお勧めします。

クーラーの開け締めによる冷気の逃げを防ぐとともに、容量の無駄使いを減らすことにもつながります。

デイキャンプBBQなら4人家族で30ℓ程度、2人なら20ℓ程度のもので足りるでしょう。

容量選びの目安
4人家族(大人2人子供2~3人)大人2人
1泊2日45~50ℓ30ℓ
2泊3日45~50ℓ+20ℓ50ℓor30ℓ+20ℓ
デイキャンプ30ℓ20ℓ

既に釣りに使うなど何らかのクーラーをお持ちであれば、それプラス足りない容量を揃えると言う選択肢もあります。

移動力で選ぶ


出典;Amazon

大きなクーラーボックスだと詰められた中身も半端ないため、その移動に骨を折ることになります。

そんな時に重宝されるのが、タイヤ付きのクーラーボックス。

ただ、舗装路面での移動は楽になりますが、階段や砂浜などでは従来通り抱えて歩かなければならず、利用シーンが限られます。

またタイヤ部分の耐久性の問題や、タイヤを付けることによりクーラーボックスの容量が少なくなるなど欠点は豊富です。

移動に関して、個人的にはクーラーバック以外の荷物も積めるキャリアを購入することをお勧めします。

コールマン(Coleman) アウトドアワゴン

出典;Amazon

造りで選ぶ

一見どれも同じようなクーラーボックスでも材質や細部の造りが異なっています。

ビスや金具

例えばビス一本にしてもステンレス製なのか、メッキなのかによって錆びる錆びないの違いが出て来ます。

ヒンジ

また、開け閉めに負担の掛かるヒンジ(蝶番)部分も安価なモデルは金具ではなく一体型のポリプロピレンが使われているため、将来の耐久性に大きな不安が出て来ます。

ポリプロピレン製ヒンジ

本体の材質

外殻も、プラスチック系のものは紫外線や水分に弱いため劣化しやすく、不意に座ったりすると破損することもあります。

耐久性で選ぶなら金属製が良いですが、今度は重くなったり、凹んだりと言うデメリットも生まれます。

外殻についてはプレスチック製、金属製とも一長一短があるのでどちらとも言い難いですが、長く使うのであれば耐久性を考えた確りした造りのものを選ぶべきです。

防水断熱パッキン

その他、フタ部分において、最近の安価モデルでは本体とフタの間に出来るすき間を埋めるためのパッキンがないものもあります。

保冷力に差が出たり、降雨時に雨水が侵入する可能性がありますので、パッキン付きのものを選ぶほうが無難です。

バックル

ハードタイプのクーラーボックスには、密閉性を確保したり、不意にフタが開いたりすることのないように、バックルが付いているのが基本ですが、安価なモデルでは付いていないものもあります。

食材などを無理やり詰め込んだ場合フタが空いたり、転倒させてしまった場合は内容物が散乱してしまう可能性があるので、可能であればフタがしっかりと締まるバックル付きのものを選んだ方が良いでしょう。

価格で選ぶ

価格は同じ容量でも高いものから安いものまで様々です。

高価なものが良いのは当たり前ですが、高い物も保冷力に差のない無駄な装飾のため設定価格が高くなっているもあるので、高いから保冷力が良いと言う訳でもありません。

お金に糸目を付けず拘るのであれば、ステンレスで巻かれた保冷力の高いものを選べばよいと思いますが、限られた予算で選ぶのであれば慎重になる必要があります。

また、自分が将来どこまでキャンプを楽しむつもりなのかによっても、そこに掛けるお金は変わってくると思います。

 

子供が成長するまでと言っても3歳から18歳くらいまで楽しんだとして15年です。

子供が多ければその期間も長くなりますし、3世代で楽しんでいるキャンパーも少なくありません。

長く使うのであれば少々高くても、飽きの来ないデザインで長持ちする物を選ぶべきだと思います。

将来、キャンプにどう向き合うのかわからない場合は安価な物からエントリーして、長い間楽しめるようなら買い替えていくのも一つの手だと思います。

なんでも形から入って、1~2度しか使わず倉庫や押し入れの肥やしになるのが一番もったいのない話です。

https://planet-walkers-club.com/hardcoolbox-select/

まとめ

 


出典;楽天市場

如何でしたか?

クーラーボックスと一口に言っても奥が深いと言うことがお分かりいただけたと思います。

ソフトタイプのクーラーバックは別として、ハードタイプのものであれば、シッカリした造りのものをちゃんとメインテナンスさえすれば一生物として使うことも可能ではないかと思います。

安いものはやっぱり直ぐに壊れます。

また、いくつかのサイズを持ち、利用シーンに合わせて取り換えて使うのがベストな使い方だと思いますので、最初のクーラーバックのサイズに大きくこだわる必要はないと思います。

まずは、自分の気に入ったもの、自分のテンションを上げてくれそうなものをチョイスしてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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