たしか、私が小さかった頃ってそんな乗り物なかったよなー、見たことあるけど詳しいことはわからない、なんて思われているパパママも多いはず。
そこでこの記事ではストライダー(ランニングバイク)の生い立ちやメリットデメリットなどについて詳しくご紹介!
出典;STRIDER
生い立ち
ストライダーと言うのは商品のブランド名だと言うことはご存知でしょうか?
ストライダーはランニングバイクとして初めて世に出たブランドでその人気と知名度から、すっかりランニングバイクの代名詞となっています。
日本語で言い表すと「ペダル無し二輪遊具」となります。
他にも「トレーニングバイク」なんて言われることもありますが、これは自転車に乗る前にバランス感覚を養うための乗り物と言う意味があります。
誕生秘話
世界27か国で累計販売台数がなんと200万台を超える大ヒットとなったストライダーですが、いったいどのようにして生まれたのでしょうか。
STRIDERの創業者ライアン・マクファーランドは両親の影響を受け、幼いころからモーターサイクルに慣れ親しんできたそうです。
そんな中で、自由を感じ冒険心を磨き、たくさんの様々な学びを得ることが出来たライアン氏は子供たちにも同じような思いをさせてやりたい、共有したいと考えるようになっていました。
そんな思いから、ライアン氏は彼の息子が2歳になる前に、小さな自転車を買ってあげたのだそうです。
もちろん、補助輪付きのをね。(笑)
けれど、息子くんはその自転車に興味を示してくれなかったのだそうです。
父親としてはショックだったでしょうね…。
ライアン氏は考えました。
「どうしたら乗ってくれるんだろう…?」
そこで、漕げないペダルと強く握ることができなかったブレーキは外すことにして、フレームは切断。
そして息子くんに再び与えてみました。
するとどうでしょう…。
今まで全く興味を示さなかった自転車に進んで乗り、自らコントロールしようとするようになったのだそうです!
父親の想いが買った瞬間ですね。
その後、ライアン氏は「徹底的に軽くシンプル」な幼児用バイクを製作することを決意し、自ら幼児用2輪車を設計。
こうして、ストライダーはこの世に誕生することとなりました。
ライアン氏の子育て論
出典;STRIDER
ライアン氏は自身の子供たちに対し、「何事も恐れずに挑戦することの大切さを伝えて来た。」と言います。
冒険や挑戦には、転んだり、ケガをすることは付きものですが、そのことばかりに目を向けてしまうと新しい経験や学びの機会を奪ってしまうことになりかねません。
ライアン氏は、「ケガを回避することは大切だけれど、その上で子供にとって新たな挑戦や冒険を後押ししてあげることが親には求めらえれている。」と説いています。
そして、自らの子供たちには【挑戦→失敗→学び→挑戦→】と言うローテーションを意識して、失敗を恐れずにどんなことにも前向きに挑戦していくことの大切さを教え育てて来たのだそうです。
親に恵まれるとはまさにこのことですよね。
子供たちはそれを恵まれていることとは思わないかもしれませんが、成長し自らが子供を育てる段階になって初めて親に感謝することになるのでしょう。
ストライダーの良いとこ悪いとこ
幼いころから、スマホやゲームに取り囲まれ、インドア派への道は簡単に開けている昨今です。
ストライダーの最も良いところは、部屋にこもることなく、外へ出て思いっきり体を動かせることではないでしょうか…。
外で遊ぶ楽しさやそこから得ることが出来る様々な学びは子供たちにとって貴重な礎(いしづえ)となることと思います。
そんなストライダー。
その他の長所や欠点はどんなものがあるのでしょうか?
まとめてみたいと思います。
良いとこ
- バランス感覚が身に付き、自転車への移行がスムーズになる。
- 親子のコミュニケーションが増える。
- 友達が増える。
- 身体能力が向上し、体の使い方が上手くなる。
- かけっこが速くなる。
- 脳の活性化し集中力が高まる。
- 大会に参加することで誰かと競い合うという貴重な経験が出来る。
- カスタムは大人もハマれる。
- 構造がシンプルで耐久性がとても良い。
出典;STRIDER
悪いとこ
- 短い期間しか使わない。
- 転倒やケガの恐れがある。
- 公道では乗れない。
- 目が離せない。
注意すべき点
ストライダーは安全に配慮し作られた遊具ですが、使い方を間違えば大きな事故へとつながりかねません。
使用に関しては十分な配慮が必要になります。
ここでは4つに分けて使用上の注意点を解説しています。
公道で乗らない
ストライダー(べダルタイプを除く)には、ブレーキをはじめ、保安部品が付属していません。
なので、公道(歩道を含む)で使用することは禁止されています。
公道で使用していなくても公道に飛び出してしまうような場所での使用も避けるべきです。
また、駐車場などで使用していると停車中の車両に接触し傷つけてしまうこともありますし、車の出入りもありますのでそう言った場所での使用は避けましょう。
段差や水辺を避ける
公道でなければ安心か、と言うとそう言う訳ではありません。
例えばプールサイドや水辺、水路の近くでの利用は避けるべきですし、公園などはちょっとした段差もあります。
マンションの階段から落ちたという事故事例もありますので、階段などにも気を付けるべきですし、危険な障害物のある場所や乳幼児の居るような場所での使用は避けるようにしましょう。
保護具の着用
出典;STRIDER
アウトドアで遊ぶと言うことは、ランニングバイクに限らず、多少なりともケガをする危険性があります。
子供のケガを最小限に抑えるために必ずヘルメットやヒザ、ヒジのプロテクターを付けるようにしましょう。
現在STRIDER公式オンラインショップでは購入したヘルメットのサイズが合わなかった場合、無償で交換してくれるサービスを実施中です。
坂道で乗らない
ランニングバイクは思ったよりもスピードの出る乗り物です。
坂道や坂の近い場所などでは乗らないようにしましょう。
また、公園などでも起伏のある場所があるので注意が必要です。
まだランニングバイクに慣れないうちはそのような場所は避けるようにしましょう。
保護者が付きそう
使用に関してはパパママなどの保護者が付き添う必要があります。
公園などでは子供たちと接触する危険性もありますし、他にも意外な危険があったりします。
子供の行動は予想が付きません。
ふと目を放した隙に思いもかけぬ出来事が起こってしまう可能性があります。
兎に角、目を離さないようにしましょう。
また、おじいさんおばあさんがストライダーに乗った孫の守りをしている姿を見かけることもありますが、歳を取ると反応が遅れたり機敏に動くことが出来なくなります。
なので若い方が可能な限り付きそうべきでしょう。
https://planet-walkers-club.com/running-bike/
まとめ
出典;STRIDER
ストライダー(ランニングバイク)を一言で言うなら、「子供の心と体が育つ乗り物」ではないでしょうか?
このような乗り物をパパママやジジババにプレゼントされる子供たちはとても恵まれた存在だと思います。
もちろん付き添うパパママはたいへんだと思いますが、子供との触れ合いを楽しみ、成長していく我が子を見守れるとても幸せな時間は、生涯忘れることが出来ない大切な思い出となって心に残り続けていくことでしょう。
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