ストライダー(ランニングバイク)にペダルは後付けできるの?自転車のペダルを外して使える?

ランニングバイク(ストライダー)にペダルを付けたい、自転車のペダルを外してランニングバイクのように使いたい、そんな風に思ったことはありませんか?

ランニングバイク→ペダルバイクへ改造は意外と簡単!?

概要


出典;STRIDER

ランニングバイク(ストライダー)今や三輪車に代わる幼児の乗り物になった感のありますね。

自転車に乗れるようになるための練習用としても重宝されていますが、このままペダルを付けることが出来たらなぁ…とか、ペダル付きの幼児用自転車のペダルを外してストライダーのように使えないの?

なんて考えているパパママさんも多いと思います。

直ぐに卒業してしまうランニングバイクにお金を掛けるのも非効率ですし…。

ストライダーに後付けでペダルを付けることは出来ないのでしょうか?

また、自転車のペダルを外してランニングバイクのようになる幼児用自転車は無いのでしょうか?

ペダル後付けは可能?

ストライダースポーツモデル

いわゆるランニングバイク専用として販売されている機種へのペダルの後づけは、基本不可能です。

切断、溶接などを行うなどの大改造をしてペダルシステムを無理やりランニングバイクに取り付けることは不可能ではありませんが、コスト的には考えられません。

そもそも、ランニングバイクにはブレーキシステムが付いていないものが多く、ペダルを後付けしたとしてもたとしても、ブレーキが無ければ乗ることが出来ません。

自転車のペダルを外せる?

それでは、幼児用自転車のペダルを外してランニングバイクのように使うことは出来ないのでしょうか?

答えとしては×に近い▲印が付きます。

理由は2点。

理由1

自転車のペダルを外すことが素人には容易ではないこと。

取り付けネジの片側が逆ネジになっていますし、通常の道具では外せないくらい硬く締まっている場合が多く、ネジは外せたとしても、ペダルのアーム本体がシャフトから簡単に抜けないようになっています。

理由2

ペダルをなんとか外せたとしても、今度はペダルの取り付けシャフトが邪魔になります。

足で路面を蹴るときに、ペダルシャフトが足に当たりケガをする可能性があり、路面を蹴ることすら不可能な可能性があります。

また、転倒したときのことを考えると、とても危険です。

以上の理由で自転車のペダルを外してランニングバイクとして使用することはお勧めできません。

しかし、諦める必要はありません。

最初からペダルシステムが脱着可能となったランニングバイクが販売されています。

脱着可能なペダルを持つランニングバイク

ペダルユニットの装着を簡単に装着することにより自転車として走行可能なランニングバイクはあります。


出典;STRIDER

現在、数種類のペダル脱着機能付きランニングバイクが販売されていますが、ここではランニングバイクの代名詞ともなったブランド、STRIDERの商品を例に挙げてみたいと思います。

STRIDERストライダー14x

通常のストライダーは12インチですが、ストライダー14x(フォーティーンエックス)と言う機種は、14インチホイールと着脱式ペダルユニットが搭載されていて、パパママさんの希望と欲求を満たす全く新しい商品となっています。

そもそも、ランニングバイクはバランス感覚や走行感性を養うためにうってつけのアイテムですが、そのバイクにペダルユニットを取り付けることにより違和感なく、自転車の練習へ移行できると言う大きなメリットが生まれました。


出典;STRIDER

ペダルユニットの脱着は簡単でもともとブレーキユニットが標準で装着されていますし、反射板といった保安部品も付属されていますので、それらとペダル装着することにより公道の走行が可能になります。

保安部品

出典;STRIDER

また、ランニングバイクモードでは足乗せステップが付いていて、ペダルモードへ移行する前のブレーキ練習する際に、足乗せステップへ足を乗せてブレーキの練習することが出来ます。

フットステップ

出典;STRIDER

このステップは使えそうですね。

ここへ足を乗せてのせて、ストライダー14xを乗りこなせれば、もう自転車に乗れたも同じです!

プロモーションビデオ

STRIDERのストライダー14x専用オフィシャルプロモーションビデオはこちら↓。

最後のオチが笑えますね。(笑)

注意点

ペダル以降可能などのランニングバイクにも言えることだと思いますが、ランニングバイク専用の機種に比べ、ペダル以降可能タイプのランニングバイクは対象年齢が少し高めに設定されています。

こちらもSTRIDERを例に見てみましょう。


出典;STRIDER

ランニングバイク専用の12インチサイズのものは対象年齢がおよそ1歳半から5歳。

身長は70~115㎝に対応しています。


出典;STRIDER

12インチ-ランニング専用に対し、ペダル以降機能の付いているのは12インチ~ではなく、14インチタイプとなっていて、およその対象年齢は3歳半から7歳、身長対応は95~125㎝となっています。

この辺りが難しいところですよね。

出来るだけ小さなころから、3輪車代わりとして子供にランニングバイクを楽しませてあげたい。

しかし、ペダルが後付けできるタイプは対象年齢が上がってしまう。

2人以上のお子さんがいる家庭であればうまくローテーション可能なので、そう言った予定があるご家庭であれば、1台ずつ買いそろえていくのがベストな選択だと思います。

また、「ランニングバイクデビューが遅れてしまった。」なんて方は逆にラッキーな買い物ができるのかもしれませんね。

まとめ


出典;STRIDER

既存のランニングバイクにペダルを付けて自転車化することはその構造上、そして保安基準上からは多大なコストを掛けない限りは基本不可能です。

しかし、最初からペダル脱着可能なモデルであれば、簡単にランニングバイクモードからペダルバイクモードへ移行することが出来ます。

問題は対象年齢が少し上がってしまうと言うことで判断の難しいところ。

既にランニング専用バイクをお持ちの方であれば、通常の幼児用の自転車を購入するのがコスト的には良いのだろうと思います。

しかし、これから自転車練習用にランニングバイクをご購入されているのであれば、ペダル脱着式のランニングバイクは絶対お勧めなアイテムだと思います。

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