小魚ばかりを狙うのではなく、食べ応えのある大きな魚を釣ることを目指そうと、心の決め、前回はチヌのポイントの下見に出かけました。
今回は実釣です。
果たして結果はどうだったのでしょうか?
寝坊する
最近ではアーバンリゾートフィッシングというのかな?
釣りに出かける場所は県庁所在地の中心部を流れる一級河川。
この日は渋滞を避けるためと早朝の地合い狙いのために、早起きして出かけて釣るつもりが目が覚めたのは6時半(;’∀’)
ダッシュで出かけられるほどの用意をしていなかったため、出かけるかどうか迷いはしたけど、とりあえず8時過ぎに出発。
途中で朝ご飯を調達しようとスーパーマーケットに寄る手前、タモ網と、カニを捕まえるための軍手がないことに気付く。
軍手はいざ知らず、タモ網が無いとハゼ釣りではないのでちょっと困る。
とりあえず、スーパーに寄って夜の食材まで調達し、一度帰宅。
夜は夜勤が控えているし、かなり時間も遅くなったので、再出発するかどうか迷ったあげく、1時間くらいなら釣る時間が取れるだろうと、気を取り直して出発。
釣り場到着
と言っても、朝の渋滞時間帯はとっくに過ぎていたため、車で30分ほどで現場に到着。
先週来たときは、河川敷に車が乗り入れられるようになっていたのに、この日は草刈り作業のためか、進入禁止に…。
何時もならバイクで釣行するけど、大物を持ち帰るつもりだったので大きめのクーラーボックスを持ち出さなければならず、車で来たのが裏目に出てしまった。
仕方なく、入り口ゲート手前のバス停になっている場所へ止めたけど、後から考えるとバス停に車を止めちゃだめだよね。(;’∀’)
とりあえず、釣り道具を下ろす前に下見と言うことで、ポイントを見に行ってみると、前回下見に来たときと随分状況が違う。
↓
どうせ川での釣りだからと潮見表を見ずに来たけど、どうやら釣り場に到着した時が干潮の底だったらしい。
不安に思い、魚を探してみることに…
関連記事:【チヌを釣るのだ!・第一話】ポイント開拓のための下見!
魚影発見
前回、チヌやスズキの魚影を見た場所は底が完全に現れていて、魚も泳げない状態になっていたので、少し下流まで歩いてみる。
すると、水深1~2mあたりに魚の影を発見。
ボラが多いみたいだけどチヌもいる。
そして鯉や大型のヘラブナの群れと思しき魚影まで…(笑)
実釣開始
魚も発見できたので、早速釣り開始。
時刻は既に9時30分。
11時くらいまで釣ることにした。
時間もないので、とりあえずカニ採取は後回しで、ハードルアーを投げてみることにした。
出来ればこんなロッド↓を使いたいですが、
この日、持っていたロッドはバス釣りに使っていた6ftのミディアムハードのベイトロッドと、同じく6ftのウルトラライトのスピニングロッドで、いずれも既に年代物…。
ウルトラライトのスピニングロッドの方はバス用だけあってライトゲーム用のチューブラーティップロッドよりも張りがあり、チニングに向いてそうと言うことでチョイス。
アクションもファーストテーパーなので丁度よい。
ベイトロッドは少し重めのプラグを使ってシーバスを含めて狙うつもりでチョイスした。
最初に使ったのはスピニングタックル。
何処かで拾ったもので名前はわからないが、60mmのクリアブラックのホッパーを結び、川の中心部へと投げ込む。
どんなアクションが良いのかわからないので、Youtubeで見たことのあるような、ちょこちょこと水しぶきを上げるようなアクションの間に短いポーズを入れるとか、適当に動かしてみる。
3投ほど投げるが、めっちゃ疑心暗鬼…(笑)
人生最大のチヌ
「まぁ、魚が沢山いるからと言って、こんなんで簡単に釣れないよな。」なんて集中力もなく余所見をして、ルアーにアクションを加えていると急に重みが!!
えっ!釣れてるぅ~!??
しかも60㎝のライギョ並みの引き!で重い!
チヌかな?
その辺りを泳いでるチヌの大きさからして40㎝はありそう。
でもなぜかドラグが出ない!?
リーダーは6lbのナイロンなので大丈夫なのだろうかと不安だったけど、ウルトラライトアクションのロッドのおかげか、ラインブレイクすることもなく寄ってきました。
50㎝ほどありそう…(後で計ったら45㎝でした。)
タモ網ですくいあげたけど、ここで問題発覚!
〆るためのナイフがない!
とりあえず生かしておけるようにと、ストリンガーを持ってきてたので、帰るまで浸けておくことにしました。
2匹目
何が良かったのか、意外とあっさり1匹目を釣り上げてしまいました。
でも、ヒットパターンは続くもの。
1匹目を釣り上げてから2投目。
今度はヒットシーンをちゃんと見ていようとルアーを凝視していると、水面がもじるように動きルアーが消えました!
トップウォーターフィッシングでのアタリは巻き合わせ。
バス釣りでの経験が生きてます。(笑)
今度もなかなかの引きですが、寄ってきたサイズは1匹目よりもかなり小さめでした。
これもストリンガーに吊るし、水に浸けました。
ルアーチェンジ
2匹目を釣り上げた後、ホッパーを見てみると異変が…
後ろのトレブルフックの内の1本が折れて無くなっていました。
もともと、いろんなルアーを試してみたかったので、これを機にベイトタックルでバイブレーションを投げてみることにしました。
良いリールを使ったベイトタックルはどうにも苦手。
数回投げてみても魚の反応もなく、バックラッシュを直しているとなぜかラインが途中で切れてて、ベイトタックルはここで中止。
今度はミノーを試してみようと、懐かしいTDミノーをウルトラライトタックルに結んで投げてみます。
2投目に軽いアタリがあっただけで、後は場所を変え、アクションを変えしても反応がないので、今度はペンシルを使ってみたけど結果は同じ。
カニング挑戦
時間もないのでカニ餌を試そうと、カニを1匹採取して投入。
一投目、魚に食べられたのか、根掛かりで外れたのか、上げてみると仕掛けのみでカニの姿はありません。
カニを再び捕まえるには時間がないので、もう一度、鈎の折れたホッパーを投入しますが、日が昇り、地合いが外れたのか、反応はなく、11時15分で納竿。
1時間45分の釣りでしたが十分楽しめました。
釣行データ
日付 | 2020年9月9日 |
時間帯 | 9:30~11:15 |
天候 | 曇り |
気温 | 27度 |
水温 | _ |
干潮 | 8時50分 |
潮回り | 小潮 |
まとめ
チヌを釣るぞと決めて、最初の釣行でいきなり2匹の釣果はラッキーでした。
チヌがホッパーで釣れることは知っていましたがあっさり釣れるので驚きました。
ホッパー最強です!
今度はズル引きやカニングをもう少し試してみたいですね。
今回のヒットルアーを調べて見ましたが、ダイワのスティーズポッパー 60F(カラー:ブラック) のようです。