みなさん、Wishと言うECサイトをご存じですか?
海外に本所を置く、ショッピングサイトですが、日本にあるECサイトを利用するより割安で購入できたりしますが、利用には注意が必要なようです。
SEIKOウオッチは偽物でした。
Wishとは
Wishとは、海外に書店を置くショッピングサイトで、Web版とアプリ版が存在します。
日本でいえば、Amazon、楽天、Yahoo!ショッピングのようなものですね。
最近ではアプリがiPhoneにプレインストールされているそうですが、日本のECサイトで購入するよりも割安で購入できるという魅力があり、毎年利用者が増加している人気サイト(アプリ)です。
運営会社は「ContextLogic」という会社で、創業者はGoogleの元エンジニアのピーター・シュルチェフスキーさんと言う方だそうです。
以前は日本語の説明などはなかったようですが、最近は日本語にも対応されているようです。
また日本語でのカスタマーサポートも充実しており、返金を始めとした各種トラブルにも確りと対応してくれるようです。
とまぁ、運営会社そのものは確りした会社のようですが、問題はWishに出店している店舗の取り扱っている商品にあると思います。
購入した商品が偽物だった
Wishを利用する前に軽くYoutubeなどで下調べしたのですが、やはり商品については「値段なりの物、偽物、使えないもの」と言った印象を受けました。
ですが、安さに釣られて買ってしまうのが人の心情です。(笑)
僕が購入した商品はこちら!
出典;Wish
ミリタリー系のSEIKOのオートマチック(自動巻きモデル)です。
どうやら、海外専用モデルのようで、日本のECサイトで調べてみましたが出品しているところを見つけることは出来ませんでした。
箱付きモデルと箱なしモデルがあったので箱付き(ハイクオリティ)と言うのを注文しました。
後でわかったのですがクオリティについては梱包の品質についてのことのようです。
で、本体¥2,067+送料¥1,170=¥3,237 払いました。
SEIKOの腕時計にしては安すぎですね…。(笑)
注文したのが6月22日で、到着日が7月5日。
本当は4日に到着していたのですが、不在だったため受け取れませんでした。
海外発送にしては2週間以内に到着と言うことでこの点は評価できると思います。
そして、実際に到着したモデルがこちら…。
どうです?このクオリティーの低さ…。
たぶん偽物が来るのだと思っていましたが、まさかここまで比べることなく偽物だとわかる商品が来るとは思いませんでした。
違いがどこなのか、調べるのを楽しみにしていた部分もありますが、その楽しみさえ奪われてしまいました。(笑)
それはさておき、とにかく違いを見てみましょう。
文字盤のデザインこそ同じですが、[X AUTOMATIC]のロゴが[X QUARTZ]となっています。
そして、見るからに質の悪そうなケース…。
アルミダイキャストに塗装を施したものでしょうか。
2つあるはずのリューズが1つしか見当たりません。
スクリーン(ガラス部分)はガラスではなくアクリル(プラスティック)ぽいです。
最悪なのはバンドです。
デザインが大きく違ううえ、余ったバンドを止めるための輪の裏の処理が悪く、装着すると皮膚にあたり、とても使うことが出来ません。
どうする?って感じです。
もう少し良いバンドを購入して交換すればそれなりに使えそうですが、そこまでお金をかける価値がどこにある?って感じの時計です。
ちなみに付いてくるはずの箱はありませんでした。
カスタマーサポートに問い合わせ
到着後、ネットを検索していると、Wishは注文商品と違うものが届いた場合、返品なしで商品代金を返還してくれると言う情報が手に入りました。
確かに、変な商品を送るような店舗を抱えているショッピングモールを末永く維持していこうと思えば、運営者側もそれなりの対応を続けていく必要があると考えれば当然の対策だと思います。
なので、現在、送られてきた商品が偽物であった旨をカスタマーサポートに連絡しました。
返信には1~3日掛かるとのことでしたが、その夜には返事が来ました。
しかし、「偽物については関知しない。」と、こちらの主張は退けられてしまい、それでも食い下がってなんとか返金を受けることが出来ました。
手順についてはこちらに記載していますので、よろしければご覧ください。
まとめ
Wishというショッピングサイト(アプリ)は素敵なものだと思います。
それなりに安全性も担保され、カスタマーサポートも充実しているようです。
ブランド品すべてが偽物だとは思いませんが、日本のAmazonや楽天などで買い物をすることに比べると、かなりのリスクが伴うことを理解したうえで利用するべきだと思いました。