テント設営のためのペグ打ち、意外と大変ですよね。
安いハンマーは使い勝手がイマイチだったり、しかし!我らが100均に救世主的ハンマーを売っているのをご存じでしょうか!?
今回は百均で売っているペグハンマーとして十分使える商品をご紹介いたします!
安価に抑えたい人向け!
キャンプテント設営に必ず必要なのがペグを打ち付けるためのハンマーですよね。
しかし、ちゃんとしたペグハンマーって真鍮が使われたりしていて意外と高価だったりします。
見えない部分に拘るのが本格的キャンパーなら、見えない部分を出来るだけ安価に抑えたい入門キャンパーの方や年一回のキャンプにあまりお金を掛けたくないと言う方もいらっしゃるでしょう。
そこでお勧めしたいのがセリアやダイソーで110円で販売されているアレ(笑)です。
アウトドアコーナーにないので気が付いている方も少ないと思います。
木工用ハンマーで代用しようと、100均のDIYコーナーで金槌を物色された方もいらっしゃるかもしれません。
以前は100均でもちゃんとした木工用の金槌が販売されていましたが、昨今の物価の高騰によりそれらは姿を消し、代わりに玩具のようなハンマーが並んでいます。
それらのハンマーは使い物にならないとは言いませんが、あまりに軽量過ぎてペグの打ち込みには不向きです。
ペグの打ち付けには適度な重量と言うものが必要です。
そもそも、スチール製のハンマーはペグを打ち付けた時にペグの頭を滑ってしまいやすいため、ペグの打ち付けにはあまり向いていません。
なので、高価なペグハンマーのヘッド部分には部分的に真鍮が使われています。
真鍮だとペグを打ち付けた時に適度に変形してペグの頭からハンマーが滑ってしまうのを防止できるからです。
ペグハンマーのヘッドには適度な重さと柔軟性が必要なのですね。
重さと柔軟性…
で、思いつくものは何でしょう?
その名はゴムハンマー!
100均のDIYコーナーの金槌の横に何か並んでいませんでしたか?
そう!
ゴムハンマーです!
しかも税込み110円!
これはかなりの盲点だと思います。
重さも柔軟性も問題ありません。
そして何よりも安価です。
問題点
ただ問題点もあります。
主に3つ
問題点その1
その1つは耐久性です。
ゴムハンマーは基本スチールのヘッドをゴムで覆って成形しています。
なので、何度も使用しているとゴムが痛んで内部の鉄部が剥き出しになってしまう可能性があります。
年に1~2度しかキャンプに行かないよ、なんて方は特に気にする必要はないかと思いますが、ヘビーキャンパーの方には不向きだと思います。
真鍮のペグハンマーも耐久性の面では問題があるため、その辺りを踏まえればゴムハンマーは全然使えるとも言えます。
問題点その2
もう一つの問題点は意外とかさばると言うことです。
車を利用してのキャンプの場合は特に気にならないかもしれませんが、
ヘッド部分が大きいため、バイクや自転車でのソロキャンプなどでは少しかさばってしまいます。
問題点その3
これはちょっと重要かもしれません。
ゴムハンマーは当然キャンプ用に設計されたものではありません。
なので、当然のことながらペグを抜く機能と言うものが付属していません。
ペグなんか手で引っこ抜けばイイじゃん!と思う方もいらっしゃるかもしれません。
確かに抜きやすい地面もありますが、どこのフィールドも同じように簡単に抜けるところばかりじゃありません。
ペグ抜きは必須アイテムです。
ペグ抜きは安価なものもありますし、プライヤーやドライバーを流用することも可能です。
ただ、ドライバーなど棒状の物を使うときは弾みで目をついてしまわないように注意してくださいね。
出来ればテントの設営撤収の際はどんな道具を使うに限らず、不意な飛翔物から目を守るため保護メガネを着用するのがベストだと思います。
https://planet-walkers-club.com/peghammer/
実際に使ってみた!
さてさて、本当の所どうなの?使い物になるの?ってことで実際に使ってみました。
試しに打ち付けてみるのは砂利交じりでかなり手ごわそうな地面です。
使用したペグはこれまた、【セリア】で売っていた110円のスチールペグ。
ゴムって大丈夫なの?って不安を抱えながら打ち込んでいくと、意外とすんなり入っていきます。
打面が広いため、注意深く狙いを定める必要もなく、これなら子供達でも簡単に打ち込めそうな感じでした。
やはりゴムのお陰ですね。
ペグの塗装が剥げることなく打ち付けることが出来ています。
気になっていたゴムハンマーの打面の損傷も見られませんでした。
https://planet-walkers-club.com/seria-peg/
まとめ
如何でしたか?
意外と盲点だったのではないでしょうか?
問題点のかさばること、ペグ抜き機能がないことを考慮して使うならとてもお買い得な商品ではないかと思います。
この記事を読み終えたら100均に直行してみては如何ですか?(笑)
最後までお読みいただきありがとうございました。