ダイソーの釣り具パワーには日々驚かされている私ですが…。正直、これはどうなの…?と思うような商品もあります。その一つが生エサ。確かに保存が効き携帯に便利ですが、コスパ的にはもっと他に良いものがあったりします。今日はその辺りを掘り下げてみましょう。
ダイソー生エサ
最近、ダイソー釣り具に新しいアイテムとして追加された生エサシリーズ、現在の所生アサリと生イカがあります。
餌さとしては定番のアサリとイカですね。
対象魚にもよりますが、どちらも良く釣れます。
アサリはカワハギの定番餌ですね。
他にもベラやカサゴなど対象魚種は広いです。
イカは穴釣りなどの餌として定番ですね。
夜にはアナゴなんかも狙えます。
ダイソーの餌は何かしらの液体に漬けられて使用期限はあるようですが常温でも保存可能になっています。
冷蔵や冷凍で保管しておけば長期保管も可能です。
気が向いた時に持ち出して行ける便利さが良いですね。
110円と言う手軽値段も魅力的です。
しかし…
コスパの良い餌「イカの塩辛」
常温で日持ちがすると言う点ではダイソー生エサの魅力でもありますが、そこに拘らなければもっとコスパが良く良く釣れる餌があります。
生エサのアサリはともかく、イカと言う餌に関して言えばスーパーで売ってる「イカの塩辛」で十分です。
私がいつも買っているのは3パック330円のイカの塩辛!!
1パックのイカの量はダイソー生エサイカと同等か少し多い感じですので実質的にダイソー生エサの半値でイカエサが購入できる計算になります。
ご存じの方も多いかと思いますが、イカの塩辛はイカの肝とイカを塩漬けしたもの。
なので、イカの肝に含まれているうま味エキスがイカの身に沁み込んでいます。
それだけで生身のイカの切り身よりも魅力的な餌になっている訳で、あえてうま味エキス入りのイカ商品を買う必要はないのです。
関連記事:【釣り餌学】検証!イカの塩辛で魚は釣れる?塩辛を使う意外なメリットとは?
保存
基本は冷蔵もしくは冷凍保存ですが、しっかり塩漬けされていますので常温でもしばらくの間なら保存可能です。
冷蔵だと賞味期限を無視して餌として使うなら2~3か月くらいは大丈夫と思います。
冷凍だと数年単位で保存可能です!!(食材とするならお早めに!!)
気が向いた時に冷蔵庫から出して釣行できるので、我が家の冷蔵庫の必需品となっています。
余談ですが、自宅で食材に困ったときはスパゲティーと和えてイカスパゲティーとしても使えます。(笑)
欠点
あえて欠点を言うなら、そのままだとかなりベトつくと言うことです。
触った後の指先の処理に困ります。
釣り針にセットするためのピンセットなどがあれば問題ないですが、使う分量だけ、海水でも良いので一度水洗いしてから使用することをお勧めします。
出来れば釣行前に水ですすいだうえで、エサ箱へ入れて持っていくのが良いでしょう。
なんとキス釣りにも使える!!
そのままの状態でも、ベラやアイナメ、カサゴなど幅広い魚種が狙えるイカの塩辛ですが、なんとキスまでも釣れてしまうんです!!
塩辛に使われているイカの切り身は少し太過ぎてそのままではキス釣りの餌になりえませんが、その切り身をさらに細く切ることでキス釣りにもつかえます。
エサ持ちもとても良いです。
キスの餌としての欠点は、注意していないとエサが針先に絡まって団子状態になってしまうこと。
これは虫エサでもあるあるですが、団子状態になると釣果が落ちるのでその都度エサの状態を確認する必要があります。
まとめ
如何でしたか?
なんとなく「餌として使えるんじゃね?」と思ってはいても実際に使ってみた方は意外と少ないのではないでしょうか?
これを機会にイカの塩辛エサ、一度試してみては如何でしょうか?
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