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言語交換アプリもヤバい?!SNSを通じた越境ECビジネスの詐欺、物販ビジネス投資詐欺にご注意!!

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昨今ではマスコミでロマンス投資詐欺に関する記事が取り上げられる機会も増えてきましたが、SNSを通じた投資詐欺等が減る気配はありません。

今回、読者の方から頂いた情報により記事を一つ書かせていただきました。

目次

詐欺&ロマンス詐欺

以前、SNSを利用した越境ECビジネス詐欺についてお話しさせていただいたことがあります。

被害に遭う前に辿り着いて被害を免れる方もいらっしゃる一方、被害に遭ってから検索して辿り着く方もいらっしゃるようです。

出来る限り、被害に遭われる方を少なくしたい、被害に遭われても被害を最小限に抑えることに貢献したいと言う思いでこの記事を書かせていただいております。

はっきり言って、著名人の名を語る投資詐欺同様、被害に遭っても警察は基本何もしてくれません。

自分の身は自分で守るしかありません。

犯罪者に対しては腹立たしい限りですが、もし被害に遭われた方は警察への報告は必須ですが、少額で済んだのなら「今後、大金を失わないために良い勉強をした。」と勉強料金と思うしかないと思われます。

言語交換アプリを使った詐欺

https://planet-walkers-club.com/ec-sagi/

当ブログの「越境ECビジネスの詐欺」の記事を読み、被害を免れた方(Aさん)から貴重な情報を頂きました。

FacebookInstagramX を使いビジネスに勧誘する詐欺は定番ですが、詐欺犯罪集団は利用できるSNS全般に蔓延っているようです。

今回被害にを免れた方の情報によりますと犯人と出会ったのは「言語交換アプリ」とのこと。

私はその辺りに疎いので少し調べてみましたが
「言語交換アプリ」とは語学学習のためにペアになって対象の言語を教えあうアプリのことらしいですね。

私も少し興味を持ってしまったくらいなので、言語学習に興味のある方にはとても興味深いのではないでしょうか…。

しかし…

油断は禁物です。

どこのSNSにも魔物は潜んでいますから…。

手口

読者の方(Aさん)頂いたからの情報を元に言語交換アプリを使った詐欺勧誘手口を説明いたします。

言語交換アプリ

被害を免れたAさんの利用していた言語交換アプリは「tandem 」だそうです。

tandemは世界で数百万人のメンバーが利用している人気のアプリとなっています。

以下の画像は頂いた画像になります。

犯人の名前は…

送られてきた本人画像は全く別人

詐欺はグループで行っているものと思われますが、当然のことながら末端はSNSを利用した個人名です。

台湾人を名乗り、表示名は「Yumi」とのことでした。

本人の画像はどこかのSNSから引っ張ってきたものと思われます。

実際やり取りしている犯人は男性なのか女性なのかも不明です。

LINE交換へ…

SNSを使った詐欺手口で共通していることはLINEでのやり取りへと導かれることです。

最初は何気ない日常会話から始まり、相手の心に入り込もうとします。

ビジネスへの勧誘

そしてある日、

「Sorry for the late reply to your message」
(返信が遅れてごめんなさい。)

「 My online store was very busy yesterday with many orders. I want to add some new products to my online store. 」
昨日、私のオンラインストアにたくさんの注文がありました。なので新しい商品を追加したいと考えているんですよ。)

と、ビジネスを営んでいることを話して来たそうです。

Aさんが、少し興味を示したところ、そのビジネスの仕組みを説明した上で

「If you are interested in opening an online store, I can teach you」
ネットショップの開業に興味があれば、丁寧に教えますよ。)

というメッセージが届いたそうです。

その後、怪しいと思ったAさんはネット検索して、当ブログの記事に辿り着き被害を免れたと言うことです。




詐欺サイト名

詐欺に使ったサイト名は「Target USA」とのことです。

これはアメリカで売上高第5位の小売業者「Target Corporation」を模したものだと思われます。

Target Corporation」は通販サイトも運営していますので「Target USA」と言うサイト名は越境ECビジネスで詐欺対象者を騙すにはとても都合が良い名前ですね。

実際にUSにそう言った名前のスーパーがあるそうですが、同様の越境ECビジネス詐欺では詐欺対象者に怪しまれないようにするために実在するサイト名をモジったサイト名を使う傾向があります。

こちらが偽通販サイトの管理画面になります。

韓国語表記になっていますね。

過去に使われていた詐欺サイト名

こちらが現在までに分かっている以前使われていた詐欺サイト名です。

  • 越境ビジネス関連の「WORLD FIRST」を模した「WORLD」
  • 海外通販サイトの「WISH」を模した「WISH USA」

こちらがWORLDの管理画面になります。

サイト名と言語が違う以外はすべて同じですね。

同じ犯行グループであることが一目瞭然です。

偽サイトを作るのが難しそうにも思えますが、HP作成ソフトを使えばこの程度の見せかけのサイトであれば比較的簡単に作ることが出来るようです。

まとめ

非力ではございますが、ネット詐欺の被害が1件でも減ることを願い、被害を免れた方からの情報を元に執筆させていただきました。

ここに辿り着かれた方は何らかの理由で現在、ビジネスへの勧誘を受けているか、もしくは既に参加されていて多少なりとも入金されてしまった方だと思います。

被害に遭われる前の方は何よりです。

しかし既に被害に遭われてしまった方は本当にお気の毒です。

資金を取り戻すことは限りなく不可能と思われます。

警察に通報したところで警察は殺傷が絡まない限り基本何もしてくれはしてませんが、被害数状況を把握してもらうためにも被害者の方は警察への連絡は必須かと思います。

被害額によっては気持ちを切り替えることが難しいと思いますが、時期を置いてからでも前向きに物事を捉えて頂ければ幸いです。

犯人たちを思うと本当に腹立たしい限りですが、犯罪者は所詮犯罪者です。

どんな大金を得ても、最終的に幸せな人生など掴むことができない人たちです。

私たちは私たちで最後には笑えるような豊かな人生を切り開いていきたいですね。

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