カヤックフィッシング初心者が知っておくべき10の心得とは…【遭難する危険性があります!】

近年、ファンが増加中のカヤックフィッシング。

主に海で楽しむ方が多いようですが、油断すると事故、遭難の危険性を秘めています。

そうなる前に知っておきたい知識と知恵、注意点を10項目にまとめてみました。

是非安全な釣りのためにお役立てください!

概要

「気軽に海に出て大物釣りを味わうことが出来る。」

そんなイメージでカヤックフィッシングを始めた、あるいは、始めたいと考えている方は多いのではないでしょうか?

最近はフィッシングカヤックの値段も以前に比べると、随分下がってきたのでその敷居はかなり低くなった感があります。

その一方で、気軽に始められるがゆえに懸念されるのが、事故は遭難です。

では、その事故や遭難と言う憂き目に遭わないためにどのようなことに気を付ければよいのでしょうか?

わかりやすく、9つの項目にまとめてみました。

その1.ドレンプラグを確認する

ドレンプラグを日本語に訳すと水抜き栓

主に船尾に付いていてカヤック内に溜まった水を抜く穴の栓です。

初心者に限らず、良くやりがちなのが、ドレンプラグを外したまま出航してしまうというミスです。

家に持ち帰った折、船内を乾燥させるために外したままにしている人も多いと思います。

そして、すっかり忘れたまま海へ…(-_-;)


出典;楽天市場

これを外したまま出航するとどうなるかわかりますよね。

はい!沈没です。

構造から一気に水が入ることはありませんが徐々に入ってくるため、気付いたのが沖に出てからなんてことになりかねません。

当然、波打ち際で沈んでしまうより、沖で沈んでしまう方が危険です。

出航前には必ずドレンプラグがちゃんと装着されているか確認しましょう。

その2.パドルを水面に置かない

パドルにリーシュコードを付けるのは当然ですが、リーシュコードを付けていることに安心して、釣り場に到着してから、邪魔だからと言って水面にパドルを投げ出す人がどうやら希に居るようです。

もし、リーシュコードが切れたり、外れたりしたらどうなるか…。


出典;楽天市場

気付くのが早ければ、流れたパドルを見つけることができ、手で漕いでなんとか回収することも出来るでしょう。

しかし、気付くのが遅く、波も高く、風が強かった場合、岸へ戻れない…なんてことも起こりかねません。

パドルは邪魔でもカヤックの上に置くようにしましょう。

その3.天気を確認する


出典;Yahoo!天気災害

つい晴天が続いている日が続くと、天候の確認を疎かにしてしまいがちですが、天気の確認をしないのは、大きな油断です!

「晴れ、曇り、雨」だけでなく、風向や風速、気圧配置、翌日の天気まで確認しておくようにしましょう。

数少ない休みの日に釣行を予定している場合、多少悪い予報が出ていても出船してしまいがちですが、無理をしないようにしましょう。

また、釣り場まで出かけて予想以上に風があったり、波が高かったりする場合もあるかと思います。

遠路はるばる出かけて、引き返すのは勇気のいる行動だと思いますが、何よりも命優先での判断が重要です。

どうしても、カヤックフィッシングを楽しみたい場合は、風裏を探したり、湾内での釣りに留めておくべきでしょう。

その4.ライフジャケットなど身を守る装備の携行

これは当然ですね。

ただ、ウエットスーツを着ていれば、浮力があるのでライフジャケットの必要はありません。

分厚いライフジャケットがうざい場合は拡張式タイプもあります。

以前は拡張式も高価でしたが、最近は値段も下がってきているようですね。


出典;楽天市場

その5.波打ち際でもたつかない

出船の際、砂浜などからカヤックを出すと思いますが、天候の安定している日でも浅い波打ち際では意外と高い波が押し寄せているものです。

岸近くなので油断しがちですが、出船でもたついていると、波をかぶり、運が悪ければ転覆なんてことも考えられます。

兎に角、一気に沖へ出るように心がけましょう。

その6.携帯電話を携帯する

スマホ依存者が多い昨今、ほとんどの人は肌身離さず携帯していると思いますが、ちょっと車に置き忘れたり、「防水じゃないし普段、誰からも連絡はいらないからいいやっ。」と車中にスマホを置いて行っている人は居ませんか?

海に出る時は常に何らかのトラブルに遭うことを想定してください。

そうすれば携帯電話を携帯することの重要性を認識できると思います。

そして、落水してカヤックから離れてしまうことも想定して、防水ケースに入れ、必ず身に着けておくようにしましょう。

また、遭難時に居場所を捜索してもらうため、GPS機能をオンにしておくことも重要です。

その7.セーフティフラッグを立てる


出典;楽天市場

ベテランさんも意外とやっていないのが、このセーフティフラッグではないでしょうか?

自分からは外の船が見えているのかもしれませんが、小さく高さのないフィッシングカヤックはモーターボートや漁船などからは確認し辛い存在です。

フラッグを立てていたからと言って100%発見されるわけではありませんが、立てないよりは遥かにマシです。

高価なものではないので、身を守るために立てておきましょう。

その8.ストリンガーを使わない

これも意外とやってしまいがちなのではないでしょうか?

クーラーバックを積むスペースがカヤックにないとか重く、かさばるとかの理由で、ストリンガーなら釣れない時には邪魔にならなし…みたいな。

しかし、釣った魚をストリンガーに繋いでおくと意外な敵が現れることもあるようです。

それは想像するに容易いですよね。

サメです!

サメがストリンガーに吊るしておいた魚に食らいついてくることもあります。

運よく魚だけ持って行ってくれればよいですが、ストリンガーにサメが引っかかった場合、恐ろしい思いをすることになります。

ストリンガーは使わず、クーラーバックを用意するか、大きな魚が釣れた場合はその都度、岸に上がることをお勧めします。

その9.単独で出航しない

単独でカヤックフィッシングを楽しんでいる方も少なくはないと思います。

理由としてはフィッシングカヤックを持っている友達がいないとか、休みの日が合わないとか、気楽感がなくなるとか、いろいろあると思います。

しかし、いざという時、同行者がいると居ないとではその状況はまるで違ってきます。

可能な限り、単独行動は控えるべきでしょう。

その10.家族に連絡しておく

海に出ることは、山に登ることと同じです。

遭難した場合、遭難したことがわからなければ、誰も捜索してくれません。

家族に行き先や概ねの帰宅時間を告げて出かけるようにしましょう。

家族が居ない場合は友人に連絡をしておいたり、SNSを通じて連絡しておくと言う手段もありますよね。

まとめ

他にも注意すべき点はありますが、簡単に10項目にまとめてみました。

常に最悪を考え、最善を尽くす。

月並みの言葉ですが、大切なのは笑顔で出かけて、笑顔で帰ってくる…と言うことです。

くれぐれも安全にカヤックフィッシングを楽しんでください!

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