ダイハツタフトの旧型ってどんなの?新型ダイハツタフトは実は新型ではなかった!?初期型とは?

ダイハツから今月発売される新型タフト!

みなさん期待ワクワクで発売を心待ちにしている方も多いのではないでしょうか?

しかしそんな新型タフト、実は先代があったのをご存知の方は少ないかもしれません。

初期型タフトってどんな車だったのでしょう?

今月新型発売!

出典;ダイハツ工業

ダイハツの販売戦略のお陰からか、ネット上でもスズキジムニーとガチな車、タフトがダイハツから発売されることはもうご存知でしょう。

そのTAFTが最初にお披露目されたのは、2020年の1月10日から12日にかけて幕張メッセで開催された東京オートサロン 2020のことでした。

ダイハツのブースに姿を見せた新しいコンセプトの軽クロスオーバーモデルは、市販を前提された「TAFT(タフト)コンセプト」としてワールドプレミアされ、大きな話題となりました。

そのタフトがコロナ禍で冷え込んでいる新車市場を活性化する期待を背負わされ、いよいよ発売が開始されます!

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ところで、そのタフト、実は先代があったってご存知ですか?

初代モデルはバリバリのオフローダーだった!

まずはこちらをご覧ください

この車両は初代のタフトになります。

1978(S53)年式のものですが、発売時期は1974年~1984年。

デザインは初期のジムニーやランクルの40系やジープと言った感じで、いかにも悪路走破を目的とした4WDと言った感じです。

シャーシも見た目に違わず、現行ジムニーと同じラダーフレームを採用。

足回りは前後リジット(左右サスペンションが繋がっている)で4輪ともリーフスプリング(板状スプリング)を採用してある本格派。

って言うか、当時の4WDのお手本はジープだったので、車体もそれに準じた使用になるのは当たり前のことだったと思いますが…。


出典;カーセンサー

ジムニーとガチの軽四規格に見えますが、実際には当時のジムニーと三菱のジープの隙間を埋める感じで登場しました。

ボティサイズは1998年に改定された軽自動車の規格より僅かに小さなボディサイズでしたが、発売当初のエンジンは1,000㏄のガソリンエンジンが積まれていました。

その後、マイナーチェンジを繰り返し、ダイハツ製の2.500ccディーゼルエンジン、トヨタ製1,600ccガソリンエンジンを追加。

最終モデルではなんと2,800㏄のディーゼルエンジンまで積まれたそうです。

ほぼ軽四の車体サイズに2,800㏄のディーゼルエンジンってちょっとビックリですね。

それに耐えられる車体を持っていたと言う訳ですから、相当にタフな車体だったということが想像できます。

4輪コイルスプリングの現在のジムニーにはとても無理な話です。

初期型の後継はラガー

ダイハツ ラガー

出典;ダイハツ工業

さて、1974年から足掛け10年に及び発売されたタフトですが、その名を遺すことなく、1984年、ラガーへと後継を譲ることになります。

ちょうど、パジェロを筆頭とするクロカン4WDが流行り始めたころで、デザインも何となくそれっぽい感じになっていますね。

ラガーの兄弟車種にはロッキーと言うのがありました。

そうです!

現在ダイハツから発売されているロッキーの初代となる車です。

ロッキーにも初代があったのですね!

ダイハツ ロッキー

出典;ダイハツ工業

↓↓↓


出典;ダイハツ工業

名前の意味が変ったTAFT

実は初期のタフトの名前の由来は、。車名はTough(タフ)、Almighty(オールマイティ)、Four-wheel(4輪)そしてTouring vehicle(旅する乗り物)の頭文字をとったものだったそうです。

しかし、今回発売されるタフトのコンセプトは、「Tough & Almighty Fun Tool」となっています!

Fourwheel⇒Fun(楽しむ)に、Touring vehicle⇒がTool(道具)に…

同じ文字の並びをうまくいじったものだと感心しますね。

新しいタフトは「日常からレジャーシーンまで大活躍し、毎日を楽しくしてくれる相棒」を目指して開発されたそうです。

まったく新しい名前でも良かったように思えますが、タントの知名度から考えると類似しているためダイハツらしいネーミングと言うことで理にかなった命名とも言えるのかもしれませんね。

まとめ

いかがでしたか?

ネーミイングルーツを辿るのも意外と面白いものですね。

さて、1984年にその名が途絶えたタフトですが約36年の時を経て復活します。

新しいコンセプトのもと、どれくらいの販売実績を残すことが出来るのでしょうか?

今後の展開を楽しみにしたいと思います。

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